Polystyrene Sociation Tubeの概要
ポリスチレンはポリプロピレンよりも音波エネルギーをはるかに効率的に伝達するため、Active Motif では、多サンプルの超音波処理にはポリスチレン製チューブを使用することを強く推奨しています。ウォーターバスタイプなどの間接的な超音波処理でポリプロピレン製のチューブを使用すると、クロマチンのせん断の効率が軽減されることがわかっています。
チューブの素材の違いによるせん断効率の比較
ポリスチレン製チューブを使用したせん断結果の改善例
多サンプルを処理できる超音波処理機を使用して、ポリスチレン製およびポリプロピレン製のチューブを使って 3T3 細胞からクロマチンをせん断しました。カップホーン型の超音波処理機は間接せん断法であるため、音波エネルギーがウォーターバスとチューブの壁を通過する必要があるため、ポリスチレン製チューブを使用するとせん断がより効率的になり、超音波処理後に残る高分子物質が大幅に少なくなります (図 1)。そのため、Active Motif では、カップホーン超音波処理機を使用して間接超音波処理を実行する場合には、ポリスチレン製チューブの使用を強く推奨しています

図 1: ポリスチレン製チューブとポリプロピレン製チューブにおけるクロマチンのせん断。
クロマチンのせん断は、カップホーン超音波処理機を使用して、250 µl の容量で 3T3 細胞あたり 20 µg から 10 分間、50% の振幅で調製しました。サンプルは、Active Motif のPolystyrene Sociation Tube (レーン 2 ~ 3) または一般的なポリプロピレン チューブ (レーン 4 ~ 5) でせん断しました。すべてのサンプルを一緒に超音波処理したにもかかわらず、ゲル電気泳動した結果、ポリスチレン製チューブで調製したクロマチンの方が完全にせん断されたことがわかりました。ポリプロピレン製チューブで調製したサンプルは、平均長がはるかに長くなっています。ポリプロピレン製チューブで処理したサンプルの大部分は、ポリスチレン製チューブに比べてせん断効率が比較的低かったため、ゲルの上部に断片化されなかったDNAが残ることがわかります。
Polystyrene Sociation Tubeの内容
1 袋または 5 袋に、1 袋あたり 200 個のポリスチレン製チューブ (1.5 ml、非滅菌) と 200 個のポリエチレン製の キャップが入っています。
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